小児矯正(バイオブロック治療 その4)

2017/1/26

バイオブロック治療は、これでもかこれでもかというほど上下の歯を広げていきます。

横に広げるだけでなく、上の前歯は、上前方に押し上げていき、下の前歯は、前下方に押し下げていきます。

その為、だんだんオープンバイトになっていきます。

治療経過の写真をお見せしますが、最後の写真がサメのように上と下が全く噛み合わない状態がオープンバイトです。

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その為、だんだんオープンバイトになっていきます。

この治療法を始めてみたとき、こんなにオープンバイトにして、おいおい大丈夫なのか?と本気で思いました。

バイオブロック治療中にしっかりとオープンバイトを作ることが治療過程で必要です。

不思議なことに、オープンバイトになっていっても、顔はむしろ治療前よりもよくなっています。

さらに治療が進むにつれ、健康的な顔貌に変化する様子を見て、この治療法をマスターしたいと感じました。

十分に拡大して、すきっ歯になった上顎の前歯4本をステージ2で正中によせたら、ステージ3移行します。

ステージ3は、上下一体型の装置でより前方に上下の顎を誘導する装置です。

この装置を付けることで、顔面部骨格の歪 みを解放させ、顎を誘導した位置で上下の歯を噛み込ませていきます。

John Mew先生は、正常に発育するためには、

①舌が口 蓋に接触していること

②上下歯牙が軽く 接触していること

③口唇が閉鎖してい ること、

という3条件が正常発育のために 必要であると主張されています。

ステージ3を入れることで、この3つが自然と身につき、舌と頬の間に歯が並んでいきます。

現在の状態です。

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少し下顎が右にズレていますが、装置を入れた状態は、下の写真のようになります。

上下、正中、前後の位置を確認しながら、最終的に噛みこむように誘導していきます。

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